FreeBSD 10-CURRENT には2012年8月に RapsberryPi に対応するコードが追加されたことで、RapsberryPi も FreeBSD で動かせるようになりました。
現時点で、RaspberryPi を FreeBSD で利用する方法は2つあり、動作可能なイメージが既に公開されているので、それをダウンロードして 使用する方法と、自分でイメージを作成する方法があります。
お手軽さから言えば、イメージをダウンロードしたほうがはるかに楽ですが、 利用したい最新の修正を反映させたい場合は、イメージを作成することになります。
ここでは、公開されている、FreeBSD RaspberryPi のイメージをダウンロードして使う方法について書きます。
db.net downloads page
に作成済みのイメージが複数公開されています。
ダウンロードして SD カードに焼くだけで、RaspberryPi があっという間に FreeBSD で動くようになります。
イメージ作成がうまくいかないときにも(実際うまくいかないことは多いです・・)、動く環境がひとつあるだけで、心の拠り所になるような気がしますので、自分でビルドしたい場合でも、一度試してみるのはいいかもしれません。
イメージに付いている番号は svn リビジョン番号ですので、番号が大きいほうが新しいです。
以下の手順は、このサイトから、
bsd-pi-252209M.img.xz
を FreeBSD 上でダウンロードして SD カードに焼く場合の例です。
ファイル名や デバイス(/dev/da0
) は環境に合わせて書き換えてください。
イメージファイルをダウンロードします。
% fetch http://www.db.net/downloads/bsd-pi-252209M.img.xz
ダウンロードしたファイルを解凍します。
% unxz bsd-pi-252209M.img.xz
解答したファイルを SD カードに焼きます。
# dd if=./bsd-pi-252209M.img of=/dev/da0 bs=1m
あとは、RaspberryPi に電源を入れてを立ち上げるだけです。 root(パスワードなし)でログインすることができます。 素晴らしいですね。
ビルド方法については長くなるので(その2)に続きます・・。
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